足半

3カ月のマスターコースを卒業すると、一通り布ぞうりを編めるようになります。鼻緒も作れるようになっているはず。

もっとやりたい方のために、いくつかのコースを作りました。

目標はどこか??でゆくゆくはコースが決まってくるのですが、
マスターコース終了後は研究科に進みます。
ここで、復習と足半作りや古くなったTシャツを解体しての布ぞうり作り、
私たちのオリジナル、ミックス編みを学びます。

足半は作っていらっしゃる方も多いので、どこかで見かけたことがあるかもしれないのですが、足の半分位の大きさの草履です。

鎌倉時代の絵に足半が登場しています

足半は、その名の通り半分位の草履で、土踏まずにはまるような感じに
履きます
指は地面に着くように深く履き、足はアーチを描きます
そうすることで姿勢の改善、足指の強化につながると言われています
指を強化すると浮指を解消することができ、転倒防止にもつながります
病院や接骨院などで勧められて習いに来るかたもいらっしゃいます

足半は鎌倉時代の武士も履いている絵が残っており、履物が靴に変わるまで
多くの人に履かれてきたと思われます

研究科では、ご自分のサイズに合わせて足半を作ります
私たちも店頭では販売しておらず、売ってるお店を見つけるのは
至難の業かもしれません
マスターコースで草履編みの腕はぐっとあがっていますので
足半作りにトライしてみてはいかがでしょうか

一人で作れるようになるための布ぞうりマスターコース

1月、4月、7月、10月に布ぞうりマスターコースを開催しています。

期間は3カ月、最初は草履の芯をセットするところから始め、草履を編み上げて鼻緒を作り、それをすげるまでを学びます。

初回は草履の芯のセットと編みはじめ。最初の難関です。
これを手が覚えるまで何回も繰り返しますので、初回のレッスンでは、まだ草履を完成させることは出来ません。
2回目で草履の形になり、3回目はきれいに編むコツを学びます。

そして、4回目のレッスンで鼻緒の作り方を学びます。
5回目もひたすら編みます。そして6回目は渾身の一足と私たちは呼んでいますが、習ったことを出し切ってご自分のお好みの草履を編んで頂きます。

この6回でご自分で編むことが出来るようになります。
まだまだ完璧にきれいな草履を編むところまで到達は出来ませんが、あとは数を編むことで間違いなく上達します。

2週間に1回で計6回、10足分の材料と編み台、道具が教材として付きますので、レッスンのあとは、ご自宅でしっかり復習してください。
次の授業ではそれを添削して、繰り返し練習します。

布ぞうりの本を買ったけど、難しくて出来ない….とか
ワークショップで作ってみてもっと作りたくなった
など、最初の一歩はさまざまですが、みなさんしっかり
覚えて10足作っていらっしゃいます。
中には上級コースに進まれて、講師になって、私たちのワークショップの先生になったり、布ぞうり作家として活躍されている方もいらっしゃいます。

上級コースを卒業して認定を受けた方が講師を務めます。
また、上級コースはMERIの職人が先生です。
販売用の草履を長く編んでいる方々で、1万足位には到達していらっしゃいますので、草履編みのコツを聞くいいチャンスです。

本気で学ぶ布ぞうりマスターコース

【開催!】オーダーメイドワークショップ

私たちのワークショップは、毎週土日、第2第4火曜日に開催していますが、
日程が合わない場合は、お好きな日時で開催が可能です。
※4名様以上で講師との日程調整が必要なのです。

先日、両国観光と一緒に4名様(なんと台湾、チリ、メキシコ、アメリカ!)でご参加頂きました。

みなさん、日本通の方々で、片言の日本語と私たちの片言の英語で
コミュニケーションをとることが出来て、楽しいワークショップになりました。

真剣に紐のぼし中。まずはここから。

14色の中からお好きな色を選んで頂いてスタート
まずは先生に習って編みひもをひっぱります

ワークショップはMERIKOTIで開催しています。
古い機械が片隅にあり、職人さんが編んだMERIが並ぶ中
生徒さんはなんとなく職人になった気分になられるみたいです。
編んでみると、職人さんのすごさがわかるねーって話がよく聞こえてきます。

ワークショップで使用している編み紐は、布ぞうり用に開発したJonoJono。
発色がよく、国産の上質の生地を同じ幅に裁断しています。
編む前に紐を引っ張って細く丸まった紐にしていきます。
これも楽しい作業の一つです。

真剣

真剣

浅草や両国、スカイツリー観光と一緒に布ぞうり作りの体験をお楽しみください
オーダーメイドワークショップは4名様~40名様程度まで可能です
お問い合わせ、ご相談はJonoJono布ぞうりワークショップまでご連絡ください

Mix編みのワークショップ

私たちのプロダクトであるMERIは、糸から草履用の紐を編み、
それを職人さんが手編みしています。
ブランドを始めた当初は、布ぞうりを編んでいる人から
紐を売って欲しいと随分と依頼がありました。
とは言っても、私たちは製品を編むために計算して紐を編んでおり、
また、紐を編むって想像以上に大変で、とても販売するまでの余裕はありませんでした。
そのうえ、ある程度訓練して挑まないと、とても扱えない‘クセ‘のある紐なのです。

でも、あまりに自分で編みたいという声が多くて布ぞうり専用糸
「JonoJono」を私たちで開発しました。
その時に、布ぞうりに適した太幅と、編み物用の細幅の2種類を作りました。

前置きが長くなりましたが、Mix編みは細幅を2本引き揃えて編みます。
たまたま、かぎ針をつかって2本どりでバッグを編んでいたところ、これはぞうりにも生かせるかも!可愛くなるのでは??
と思いついて編んでみました。かぎ針で編むのとは違って想像していたより
ねじれやたるみが出て苦戦しましたが、出来上がってみるとその苦労もふっとぶ可愛さではないですか!!
これはクラスを作って広めたい!ということで月に1回開催しています。
私たちオリジナルのMix編み。
扱いにくい紐にもめげず編んでみたいと思われるかたはぜひお試しください。

毎月第三水曜日 10時30分~13時30分
会場 MERIKOTI
東京都墨田区亀沢1-12-10 平井ビル1階

お申込み
https://www.kkday.com/ja/product/157316

香港で布ぞうりワークショップ

コロナ前まではせっせと香港に通ってワークショップを開催していました。
2カ月に1回、かなりのハイペースです

初回は2日で30人の参加者、香港人のPaulineとJoyceの力を借りてなんとか布ぞうりを仕上げて頂くことが出来ました
さすがに一日30人は初めてのことで、みなさんのエネルギーにやや負けてしまった気が….
終わったあとにJoyceとPaulineが朦朧としている私を上海料理屋さんに連れてってお粥を食べさせてくれたのですが、それが染み入る美味しさで忘れられないワークショップになりました

会場はJoyceのカフェであるJolly thinkers
いつもはボードゲームカフェとして多くの人が集まっているところです
今は閉店してしまいましたが、香港に行くと必ずボードゲームで遊んでもらっていました
楽しい思い出です

そして、コロナ禍に閉店してしまったのですが、a nice place to さんでは
何回も開催しました

香港のクリエーターさん達が多く集まる素敵なお店でしたので
閉店はとても残念です
店主のKiukiuさんによると、またワークショップを出来るようなスペースを確保するとのことでしたので、再開の可能性は高そうです。

また、香港でワークショップを開催しようかと考え中です

台湾で布ぞうりワークショップ

台北と台中でワークショップをしたのは、コロナ禍になる前のことです。
台北では2日で24名の方に、台中でも2日で12名の方にご参加頂きました

台北は松山クリエイティブパーク、旧煙草工場北側2階にある図書室での開催です
12人の生徒さんと3人の先生、通訳の方を介してのワークショップなのですが、手作業は言葉が通じなくても手元で通じるもの、みなさん見事な仕上がりでした。

松山文創園区にある旧煙草工場北側2階にある図書室

会場の雰囲気がすばらしく、生徒さんも私たち講師も快適に過ごすことができました

ワークショップの様子を動画で見ることが出来ます

台中では一物立方さんというお店でワークショップでした
こちらにはなんと、前回の台北に参加して頂いた方が来てくださって
嬉しい再会でした

一物立方
https://www.cubix.tw/https://www.cubix.tw/

会場の一物立方さんはカフェ併設のおしゃれなストアで、セレクトされた日本やヨーロッパの雑貨があり、2階は自転車専門です
広々としたフロアで、2階の一角のイベントスペースでのワークショップは
ゆったりした気分でおしゃべりも弾み、通訳のririさんのお力添えもあって楽しく作ることが出来ました

台湾は人がやさしくてご飯も美味しくて、リピートしたくなるところです
また機会があれば、道具一式もって駆けつけたいと思っています

メディア出演・掲載

テレビや雑誌などで紹介されました

2025年

● 読売新聞(8月3日 朝刊)に掲載されました

● COOL Begin
JAPAN TREASURE HUNT GUIDE BOOK に掲載されました

2024年

● 読売新聞 東京本社
夕刊「きれい」

● HBC北海道放送 キタコイ
飯田圭織さん、波多野裕太さん、工藤由愛さんに取材して頂きました

● 別冊マーガレット ミライとユヤマのドタバタ地球侵略計画
一森みらい先生と編集のユヤマさんに布ぞうり作りを体験していただき
漫画にして頂きました

2023年

● TV 王様のブランチ
菜々緒さんに布ぞうり作りを体験して頂きました

2022年

● TV ぐるり東京江戸散歩
高田秋さん、森マリアさんに布ぞうり作りを体験して頂きました
●TV よじごじDays
具志堅用高さん、高見奈央さんに布ぞうり作りを体験して頂きました

2021年

●TV 東京GOOD
貴島明日香さんにMERIKOTIを取材して頂きました
●TV あさイチ
MERIKOTIから中継 布ぞうり編みを実演しました
●TV ヒルナンデス
林家たい平師匠と生見 愛瑠さんに布ぞうり作りを体験して頂きました
●TV 土曜はナニする?
MERIKOTIを取材して頂きました
●TV なりゆき街道旅
純烈の酒井一圭さんと小田井涼平さん、西田あいさんに
MERIKOTIを取材して頂きました
●TV ラヴィット
雛形あきこさん、白鳥久美子さん、アルコ&ピース 平子祐希さんに
MERIKOTIを取材して頂きました

2020年

●TV 2.5次元男子推しTV
鈴木拡樹さん、村井良大さんに布ぞうり作りを体験して頂きました
●TV ココロ通う街角
デザイナーが取材を受けました

2019年

●TV モヤモヤさまぁ~ず2
さまぁ~ずのお二人と大江麻里子アナウンサーに
MERIKOTIを取材して頂きました
●TV ノンストップ!
虻川美穂子さんにMERIKOTIを取材して頂きました
●TV Hong Kong JADE CHANNEL
香港の黎諾懿(Lai Lok-yi)さんに布ぞうり作りを体験して頂きました
●TV 今田美桜のプレフェレ
今田美桜さんに布ぞうり作りを体験して頂きました
●CM 東京メトロ
石原さとみさんと竹内海南江さんの撮影がMERIKOTIで
行われました

~2018年

●TV 首都圏ネットワーク
中澤輝アナウンサーに布ぞうり作りを体験して頂きました
●TV ぶらり途中下車の旅
石井正則さんにMERIKOTIを取材して頂きました
●TV ニッポンーイギリス 北斎を探せ
三宅弘城さん、久住昌之さんに布ぞうり作りを体験して頂きました
●TV ノンストップ
坂本昌行さんにMERIKOTIを取材して頂きました
●TV 満足!トレンドナビ
MERIKOTIを取材して頂きました
●TV じゅん散歩
高田純次さんにMERIKOTIを取材して頂きました
●TV 若大将のゆうゆう散歩
加山雄三さんにMERIKOTIを取材して頂きました
●TV ぶらぶら美術・博物館
山田五郎さん、おぎやはぎさん、高橋マリ子さんに
MERIKOTIを取材して頂きました
●TV 東京ディープ
職人さんの仕事風景を取材して頂きました
●TV スッキリ !!
はるな愛さんとバルトさんに布ぞうり作りを体験して頂きました
●TV ひるおび
MERIをご紹介頂きました
●TV イマドキ
MERIをご紹介頂きました
●TV イマドキ
榎木孝明さんにMERIKOTIを取材して頂きました
●TV しもがめ
下野紘さん、大亀あすかさん、田丸篤史さんに
MERIKOTIを取材して頂きました
● ラジオ スカイロケットカンパニー
弊社代表が出演しました
etc

雑誌

● & Premium
● anan
● kiitos
● PIE BOOKS
● OZmagazin
● CREA
● FEMAIL
● nid
● saita
● ことりっぷ
● Casa BRUTUS
● ゼクシィ
● ソトコト
● トルテ
● 散歩の達人
● 商業界
● 女性セブン
● ディスカバージャパン
etc