講師科から講師認定科

研究科を卒業すると、集中して草履を学ぶ、草履専門科と
JonoJono認定を取得して講師になる、講師科とに分かれます

ここからは大きく授業の内容が変わり、作品作りに役立ち、自分の技術を上げていく草履専門科、
こちらは作家さんになりたい方が進まれ、教室に通いながら
minneやcreemaなどで販売されている方も多いです

講師科から講師認定科はつながっていて、将来布ぞうり教室を開きたい人が進まれます
そのため、草履編みの技術より、人に教えることを中心に学びます
これがとても難しく、1人~2人の生徒さんを教えるのは問題ないのですが
3時間で4名の生徒さんを教えることを目標にしているため、生徒さんの進み具合を俯瞰で見る必要があります
生徒さんそれぞれ進行状況が違うので、こちらでは幅の調整をしながら
あちらでは鼻緒付け、糸始末などを同時に見なければいけません
また、即座に生徒さんの間違いを発見してお直しも必要です
講師科では、編み方の確認と規定のサイズを規定の材料で編むこと、
クラスでの注意点を学び、講師認定科では主にワークショップのアシスタント研修を1年位重ねて認定試験へ進みます

認定試験は2回、3回受けて合格する方がほとんどです
合格後は、MERIKOTIのワークショップの講師になったり
ご自宅で開催されたり、イベントでワークショップを開催したりと
活動はさまざまです

認定講師の方には、材料の割引、道具の貸し出しなど様々なサポートを
ご用意しています
イベントの開催なんて、最初は緊張すると思いますが、今は国内外を問わず
草履作りに来て頂いています
一期一会もあり、ご縁が出来て毎回来てくださる方もあり、草履を通じて
何か繋がりが生まれることがあります

これから新しいことを始めてみたい方にはお勧めのコースです
60代から始めるかたも数多くいらっしゃり、人生100年時代だなあと思います

スタートはマスターコース
1月、4月、7月、10月が開講月です
ご興味があるかたはワークショップに参加してみてもいいですし
ご質問があればお問い合わせください

先日も講師認定科から先生が誕生しました

先生方でお祝いしました