 
上の画像はお洗濯前とお洗濯後のMERIです。
2年位オフィスで履いていて、定期的にお洗濯しているものです。
MERI(メリ)は汚れたら洗うことができます。
ぜひ洗って長く履いて頂きたいし、洗うとふんわり感が復活しますので、ここではその洗い方をご説明しようと思います。お直しのご依頼の際は下記を参考にお洗濯の上お持ちください。
 
定期的に洗ってはいたのですが、しばらくたつと
上面に足の油汚れや体重によってできたくぼみができてきます。
裏面はまるで床掃除をしたかのように、すっかり汚れで覆われています。
 
最初に裏面をチェックし、ホコリやゴミ、髪の毛、糸くずなどをガムテープなどで取り除きます。
編み目に入り込んだ小さなゴミやペットを飼っていらっしゃる方はペットの毛も丁寧に取り除いてください。
汚れがひどい場合は、ぬるま湯に中性洗剤を溶かし、一晩浸け置きするのがおすすめです。
また、足の臭いが強く残っている場合があります。その時は酸素系の漂白剤に1晩つけてください。分量はその漂白剤のパッケージに合わせてご利用をおねがいします。
私たちのクリーニングでは下記を使っています。これでなくても問題ありませんが、「酸素系」を使用してください。
臭いがない場合は使う必要はありません。
 
MERIは洗濯機で洗うことができます。MERIがおさまるくらいの洗濯ネットに入れて
「手洗いモード」や「デリケートモード」などの優しいコースがあれば、その設定を選んでください。
乾燥機にかけても問題ありません。この画像のMERIは日のあたるところに2日ほどおいて
自然乾燥させました。
職人が一足ずつ丁寧に編み上げているため、MERIは乾くのに時間がかかります。
しっかりと中まで乾かしてください。
裏の鼻緒の結び目はほどいた方が早く乾きます
 
Before/Afterは洗って乾かして、鼻緒を整えた画像です。 あとは何もしていません。 汚れをしっかり落とすことで、ここまで戻ります。 鼻緒の直し方は下記の動画を見てください。
【動画】
MERIが細くなっているように見えると思いますが、それは洗剤を入れて洗う事でMERIに染み込んだ油汚れがとれて、踏みつぶして平らになっていたMERIの柔らかさが戻っています。
履き心地もずいぶん違いますので、ぜひ季節の変わり目など、定期的にお洗濯してみてください。